「緑さんのライブ」
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町田のまほろ座で開催された「Cocktail Bird New Year Live」に行ってきました。音楽は好きだが音楽のことなどなにも知らないじじいですが、この「緑ライブ」だけは毎年欠かさずに聴きに来ています。というのも、ここには素敵な「ポップス・ラテンジャズ・ブラジリアンミュージック」などの懐かしい音楽に身を任せながら、まほろ座自慢の料理とお酒を飲み、かつての教え子たちに囲まれての楽しい嬉しいことが満載だからです。
緑ライブの嬉しさ愉しさはとても文字では書き尽くせないのです。ステージが明るくなると、いつもの「はぁ~い」と呼びかける緑さんのMC挨拶から始まった。なんとじじいには涙が出るほど懐かしい「浜辺の歌」からの演奏でした。曲が終わるたびにあるメンバーの紹介も愉快で楽しくてお客さんの笑い声が絶えないのです。さらに「曲の生まれた背景やエピソード、この曲のアレンジの工夫」などにも話が広がるところがまた楽しいのです。
この浜辺の歌が「古渓が少年時代を湘南辻堂にいたので、おそらく辻堂海岸辺りを思い出して書いたものでしょう」にはビックリしました。緑MCは時々「はぁ~い」を入れながら、原稿にもない解説や脱線話に観客はだんだん惹きつけられていきます。じじいはプログラムを見ていないし、酔ってはいましたがオルトン・グレン・ミラーやチャーリー・チャップリンやエルトン・ハーキュリーズ・ジョンの懐かしい曲から、ポップス・ラテンジャズ・ブラジリアンミュージックに酔いしれました。
じじいの楽しみは、料理とお酒と緑MCと数々の名曲と、アンコール曲後の緑さんを囲んでの記念写真です。さて帰ろうとすると、ぞろぞろと「先生、お久しぶりです。西湘支部でお会いしました」「わたし先生に古文を教わりました」「ぼくは亜門くんと同級生です」と隣の席の集団から声がかかります。ここでも写真を撮って握手したのです。こうして「緑ライブ」には、友人やご家族にじじいまでが笑顔で写真に納まるのです。
別れ難いのに、みんなでまほろ座を出ると忍くんがいない。なんでも今日のメンバーのdrums高垣さんと幼馴染だというから、きっと楽屋にでも顔を出しているのだろう。英子夫妻に手を振り、明子さんにお礼を言って手を振り、理枝子さんを新宿行急行に見送りました。じじいはひとりになって下り快速藤沢行きに乗り込みました。
こんな「嬉しい楽しいことがあるから、今日もじじいは生かされている」と感謝していました。