SSブログ

「藤沢ぶらぶら」 [令和6年 (2024)]



 「藤沢ぶらぶら」
 
        令和6年3月7日(木)
   
         ~~~~~~~~~~~~~~
  • 「天気がよければ江ノ島まで歩こうか」と書いてみたが、その気持ちはあっても「まだこの身体では無理だ」と自分でも分かっていた。

    それでも2日前から踏み台昇降を再開した。ところが、1分で息切れして、2分で止めざるを得なかった。入院前は、15分ずつ4回の1時間が日課だった。それでもなんとか、2分を8分にして、日に3回のノルマを課した。

    そして今日は、杖にすがって外の風に吹かれようと「藤沢ぶらぶら」と洒落込んだ。といえば聞こえはいいが、何のことはないみすぼらしいじじいが、よたよたと杖にすがって彷徨うだけである。でもじじいは「このリハビリを経れば、また颯爽と銀座の街を闊歩できるんだ」と歯を食いしばるのだった。

    散歩といえば聞こえはいいが、何のことはない昼飯を食うための言い訳である。でもいいんだ。歩けて飯が食えればリハビリにもなるんだから。ぐるぐる回ってみたが、何のことはない、結局はいつもの小田急レストラン街にいた。ひとり焼肉をしたが殊更旨くもない。周りも老人だらけで、これが日本の実情だと思い知らされた。


    ※写真は小田急7階エレベーターから撮影。しかし、見慣れた景色だが写真にすると、どこか遠くに来た気分になれた。

    432778123_7582425678447503_5517550994080722018_n.jpg

nice!(15)  コメント(0) 

nice! 15

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。