「家庭訪問」

　「家庭訪問」

　

　　　　　　　　令和５年１２月１６日（火）

　　　
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• 小中学校では家庭訪問があった。今もあるのかじじいは知らない。高校はないと思うが、じじいだけはなぜだか知らぬが時々やっていた。
  
  変わり者のじじいは、卒業後でも家庭訪問をすることがあった。そのわけを思い出してもさまざまな理由があったが、ここではとても書けない。(笑)
  
  しかし、それでも50年ぶりの家庭訪問は珍しい。ここは相模川の畔の風光明媚な、昔は大島村とでもいったのだろう。敷地の広い庭の石組みも素敵な旧家の門を潜った。
  
  磨き上げた欅の大黒柱と長押の太さに見とれた。先ずは〇里〇巳のご両親のご位牌にご挨拶とご焼香をさせていただいた。彼のご両親の数々の絵画などを拝見した。そして、なるほど彼のさまざまな美への才能はご両親の血筋だったと納得した。
  
  次の間に案内されると、手料理がテーブル狭しと彩っていた。わんちゃんに導かれ、お姉さんと妹さんの自慢の料理に舌鼓を打った。じじいは、ふらりと立ち寄るつもりだったのに、この温かな歓迎と手作り料理でもてなしてくださったことに感激した。
  
  妹さんに見送られての帰路は、旧大島村の相模川と夕暮れの山々と、冬のさくら並木をモーガンくんが快適に走ってくれた。じじいにはちょっと怖いスピードで、モーガンくんは宮ヶ瀬ダムを半周して清川村を通り過ぎた。
  
  

  
  ※こうしてじじいの｢50年ぶりの家庭訪問｣は感動の内に幕を閉じた。
  
  
  
  

コメント 1

今年一年ありがとうございました
新年もよろしくお願い致します
佳き新年をお迎えください
by (。・_・。)２ｋ (2023-12-31 22:00)