「無言で桜」 [令和6年 (2024)]
「無言で桜」
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リハビリ散歩を始めてから1ヶ月余り、一日の目標歩数を無理のない4000歩に設定変更してから1週間が過ぎた。目標歩数を少なくしたことで達成感を味わうことができるようになった。
しかし、昨日は雨風が激しく散歩に出られずにいた。ところが、天気予報通り午後には雨も上がったので散歩に出た。デイサービスの妻に、たまには旨いものでも食べさせようと小田急地下の食料品売り場に行った。
ところが、家に帰り歩数計を見ると、まだ3000歩しか歩いていなかった。これはいかんと反省して、そうだ境川の桜でもと思って歩き始めた。ところがちょっと歩いただけで、これは無理だと気付かされた。仕方なく足の向くまま近くの公園に迷い込んだ。
まだ水たまりの残った広場の隅っこに、雨に打たれたものの今を盛りと咲く桜に釘付けとなった。桜の下には、犬を連れた中年のご婦人が佇んでいた。近くのベンチには、男性の老人がパックの食べ物を口に運びながら桜を見上げている。
珍しくじじいも、無言でしばらく桜を見上げていた。
2024-04-13 10:22
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