謹賀新年 ２００９

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　　あけまして
　　　　　おめでとうございます。

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• 昨年は、「湘南あるいたの記」で１年を過ごしました。
  
  このように、締め切りに追いまくられながら文章を書いたのははじめてのことです。
  商売でものを書いているわけでもないのですが、それでもなんとか自分の定めた公開
  日を守ろうとしたのは、かつての職業の後遺症であるかも知れません。
  
  とはいっても特別なイベントや旅行などと重なった時などは、何回分もが「下書き欄」に
  溜まったこともありました。そんな時は二進も三進もゆかななくなって、どうでもいいや
  と思ってやめてしまおうかと思ったこともありました。
  
  隠退した身分で、なにをそんなに頑張らねばならないのかと思った時にむなしさを感じ
  ていました。だからというわけでもありませんが、まだ今年の書くべきテーマが決まっ
  ていないのです。
  今年こそ、そんなに構えることなく気ままに書くことを楽しみたいと思っているからです。
  
  話は変わりますが、時々気になる記事がありまして、その書きなぐった過去の文章を読
  み返してみることがありました。そして誤字脱字のあまりに多いことに愕然としたことがあ
  ります。
  どうもこれは、過去を振り返る余裕のない私の性癖に起因しているようです。
  
  しかし、それを一々気にして今まで書いたものを、そのつど読み返していたら、おそらく私
  のことですから、自分の書いた文章に嫌悪してもう書くことができなくなるかも知れません。
  
  もし神様が、この後も私にその時間をくださるならば、その時にでもゆっくり見直したいと思
  います。その時まではお見苦しいところをご勘弁ください。
  
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  ２００９年１月１日は開けた。
  遊行寺の除夜の鐘の声が聞こえる。
  
  
  
  新しき年を祝って遊行神輿が出御する。
  群集がゆれる。
  
  
  
  善男善女の列も動き出す。
  本殿前の初詣の客はもう大銀杏の前まで立錐の余地もない。
  
  
  
  神輿の掛け声と甚句と鐘の音が重なる。
  あけましておめでとうございます。