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「心残り」


     
  「心残り」 

     令和4年12月30(金) 
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  • 今年は、最初で最後の個展(仏像展)を大磯エピナールで開かせてもらった。時の巡り合わせだろうか、今年はアクシデントがつづき作品と向き合う時間も限られていた。所属する〇南仏像彫刻研究会の定例展示会も、会員減少とコロナ禍により中止となった。そんな中でも公民館展示会や藤沢市公民館グループ美術展は開催された。

    写真は「文殊菩薩立像」だが、その展示ネームには「滅多にないことだが、テレビ画面に大移された文殊菩薩像を、どうしても彫りたいという衝動に駆られた。この作者のことは知らないが、精緻に彫られていることと、文殊菩薩像としては類例のない立ち姿と、このザンバラ髪に強く惹かれたとしか言いようがない」と記してある。

    新橋演舞場の道筋に老舗の仏具店「安田松慶堂」がある。店前に展示してある見切り品をじじいも何度か購入したことがあった。この店は「寛政4年(1792)創業、彫刻師・運慶の流れを汲み、仏壇・仏具・寺院荘厳仏具を制作・販売する銀座の老舗です」とコマーシャルがあった。そしてテレビ公開された時に、この文殊菩薩像は「高村光雲師事五世安田松慶作」と紹介されていた。

    ※早彫りのじじいには珍しく、なかなか完成できなくてようやくODAKYU 湘南 GATEでのグループ美術展で完成させた。じじいとしては「正面よりも後姿のザンバラ髪」を見てほしいのだ。(笑)

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