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「紫陽花物語」 


      「紫陽花物語」  
           
                         
                                 平成30
年5月29(火)
                               
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  • 3年前に妻と娘から誕生日プレゼントとしてもらったのが、このアジサイ「墨田の花火」であった。なるほど、この花を見ただけで夏の夜に打ち上げられた花火を連想することができる。このアジサイに「墨田の花火」と命名した人のセンスと、名付けた時の満足感が見えるようである。

    滅多にない妻と娘からのプレゼントでもあるし、なんとか来年も見事な花を見たいと大きな鉢に植え替えることにした。近くの大きな園芸店で大きな植木鉢と腐葉土と石灰を購入し、植え替えた後で花芽育成のための剪定をした。ところが、移植して1か月後には葉が黄色に変色し、まだ秋になったばかりなのに葉が落ちた。冬までにはすべての葉が落ちて新芽も見当たらない。次々に枯れてゆく茎を悲しく切り取り年明けにはすべてを刈り取った。もう「このアジサイは駄目だろう」と諦めていた。

    ところが、翌年の1月下旬に数ミリの青い葉のようなものが見えた。雑草かも知れないとは思いながらも、もしかしたらもしかしたらと大事に水やりをしていた。すると春になると1本だけが茎を伸ばしてやがて青々とした葉を広げ始めた。やがて4月になり、一つだけの花芽が成長しつづけて、6月には見事な「墨田の花火」が咲いた。

    その1本を大事に大事に育てた甲斐あってか、今年は10数個のわが家のベランダで「墨田の花火」が咲いた。

    ※今日の午後に、教え子の稲穂さんが藤沢のジジイに会いに来てくださるという。

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