「藤の花が咲いたのに」
「藤の花が咲いたのに」
令和3年4月12日(水)
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何か月ぶりだろう。昨日仏像彫刻の稽古が再開された。
これまで「仏像を彫りたい」などと言い出す女性は少なかった。しかし、数年前に「仏女」なんていう言葉が流行り、お寺を巡ったり仏像を鑑賞したりするひとたちが増えてきた。そのお陰だろうか「自分で自分だけの仏さんを彫ってみたい」と訪れるようになった。
じじいの所属する「〇〇仏像彫刻研究会」も最盛期は40人もいたが、数年前から30人を切るようになった。そしてコロナ禍で昨年は26人、今回の2度目の緊急事態宣言中に16人となり、なんとなんと昨日は12名(そのうちの2名は休会届が出ている)となった。
このままなら、今年中には仏像会研究会を閉会せざるを得なくなるかも知れない。このじじいは14歳から一人で彫っているから、仲間がいないと彫れないということはない。しかし、彫った作品を「展示して・みなさんに観ていただき・お話ができなくなる」のは寂しく辛いことである。
でもじじいばばあたち10人は、なんとか9月ごろには「心の仏像展」が開催できたらと頑張っている。
※稽古場の公民館庭の藤の花